FAQ-20210924

過活動膀胱

Q.最近、突然我慢できないほどの尿意に襲われることが多く、夜中も尿意で目を覚ます こともあり熟眠感がありません。これはどのような病気が考えられるのでしょうか?

70歳 男性

 

A.突然の我慢できないほどの尿意や夜間の尿意といった症状から過活動膀胱という病気が考えられます。

過活動膀胱とは膀胱内に尿が十分に溜まっていなくても尿意を催す病気です。そのため、頻尿や突然我慢できないほどの尿意に襲われる(尿意切迫感)、トイレに間に合わず漏らしてしまう(切迫性尿失禁)などの症状が現れます。

過活動膀胱の原因としては脳の障害(脳血管疾患やパーキンソン病)や脊髄の障害(脊髄損傷)などの後遺症による神経障害に起因する神経因性過活動膀胱、加齢や骨盤底筋の筋力低下などによる非神経因性過活動膀胱があります。

治療としては一般的に内服薬(抗コリン薬・β作動薬・漢方薬など)を服用していただきます。他にも尿意を我慢する時間を少しずつ伸ばす膀胱訓練や骨盤底筋のトレーニングなど様々な治療法があります。

過活動膀胱は夜間頻尿による睡眠障害を引き起こしたり、放置していると進行し膀胱の筋力が低下し低活動膀胱という病気を招くこともあるため専門の医療機関への受診をお勧めいたします。

 

西本クリニック

院長 西本優大