FAQ-20210713

接触性皮膚炎

Q. 最近、マスクの影響か口の周りがかゆく湿疹のようなものができています。これはどのような治療があるのでしょうか。

26歳 女性

 

A.症状からマスクによる接触性皮膚炎が考えられます。接触性皮膚炎とは皮膚に様々な物質が触れることで、それが刺激やアレルギー反応となってかゆみや湿疹といった症状を引き起こす疾患です。

 

マスクによる接触性皮膚炎の原因はマスクと顔の皮膚との摩擦による刺激やマスクを長時間つけることでマスクの内側が蒸れ細菌などが繁殖しやすい高温多湿の環境となっていること、マスクをつけている間は皮膚が潤っていますが外すと水分が一気に蒸発し乾燥してしまうこと、マスクのゴムや化学繊維のアレルギー反応など様々なことが考えられます。これらの原因によって皮膚のバリア機能が低下することで接触性皮膚炎などの皮膚トラブルを引き起こします。

 

治療としては一般的にステロイドの外用薬を塗布していただきます。ゴムや化学繊維などによるアレルギー反応が考えられる場合は原因となる物質を避けて皮膚にあったマスクを着用していただきます。また、日常のスキンケアやマスク内側の蒸れを防ぐため定期的に汗を拭きとることもマスクによる皮膚トラブルの予防になります。

接触性皮膚炎は放置していると様々な皮膚トラブルを併発することもありますので専門の医療機関への受診をお勧めいたします。

 

西本クリニック

院長 西本優大