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FAQ-20210525

淋病・クラミジア

Q. 1週間前に風俗に行ったのですが、最近排尿時に痛みがあり、尿道から膿が出ていま す。これはどのような病気なのでしょうか。 

26歳 男性

 

A.排尿時の痛みと濁った尿という症状から尿路感染症が考えられます。

その中でも性交渉後の発症ということもあり、クラミジア感染症または淋菌感染症が考えられます。

 

クラミジア感染症も淋菌感染症もいずれも性感染症の一つで淋菌感染症の場合は淋菌という細菌が、クラミジア感染症の場合はクラミジアトラコチマスという細菌が尿道などに感染し炎症を起こす病気です。

症状としてはどちらの感染症も排尿時の痛みや尿道から乳白色の膿の分泌などがありますが、淋菌感染症の方がクラミジア感染症に比べて症状が強い傾向にあります。

 

また、クラミジア感染症は発症までの潜伏期間が1~3週間程度ありますが、淋菌感染症は2~7日程度と潜伏期間が短いのも特徴です。

検査としては尿のPCR検査などで鑑別を行います。

治療としてはクラミジア感染症の場合はマクロライド系やニューキノロン系・テトラサイクリン系の抗菌薬を、淋菌感染症の場合は近年薬剤耐性菌が問題となっておりますが、マクロライド系の抗菌薬の内服または点滴・筋肉注射を行うことで治癒します。

 

しかし、一度感染しても抗体などはできず、再度感染することもあるため性交渉の際の避妊具の装着など感染対策も大切になってきます。

 

クラミジア感染症も淋菌感染症もいずれも放置していると精巣上体炎や前立腺炎など様々な合併症を併発することもあるため専門の医療機関への受診をお勧めいたします。

 

西本クリニック

院長 西本優大