FAQ-20210413

高尿酸血症

Q. 先日、会社の健康診断で尿酸値が高いと指摘されました。尿酸値が高いとどのような病気になることがあるのでしょうか。ちなみに尿酸値は7.6㎎/dlでした。

45歳 男性

 

A.尿酸値が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症と言われています。尿酸とはプリン体が体内で代謝される過程で生成される物質です。

通常、尿酸は尿と一緒に体外に排出されるのですが、尿酸が体内で過剰に生成されたり、排尿障害によって十分に排出できないなどの原因で尿酸値が上昇します。

高尿酸血症の状態が長期間続くと、血液中の尿酸が結晶化することで結節を形成します。

その結節が関節に蓄積すると痛風発作を、腎臓に蓄積すると痛風腎を引き起こすことがあります。

 

また、痛風腎によって腎機能が低下し、腎不全に陥ると透析療法が必要になることもあります。

治療の第1選択として食事療法があげられ、プリン体が多く含まれる食品やアルコールなどを控えていただくことが重要になってきます。

食事療法で改善が見られない場合は尿酸値を下げる薬を服用していただきます。

高尿酸血症は放置していると痛風や痛風腎などの合併症を併発することもありますので専門の医療機関への受診をお勧めいたします。

 

西本クリニック

院長 西本和彦