AGA
Q. 最近、抜け毛が多くなってきた気がします。これはCMで放送されている AGAという病気なのでしょうか。
36歳 男性
A. まず、AGA(男性型脱毛症)は病気ではありません。
AGAとは男性ホルモンの分泌異常などが原因で発症する脱毛症の一種です。
髪の毛が生えてから抜けるまでのサイクルは毛周期といわれています。
毛周期は成長期・退行期・休止期で構成されていて、その中で最も髪の毛の発育を促している成長期が、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)によって妨げられることで発症するのがAGAといわれています。
治療としては一般的にAGAの進行を抑えるための内服薬を用いることが多いです。
また、AGAは病気ではないため医療保険が適応できず自費診療になります。
近年AGA治療薬のジェネリック薬品も販売されており、当院でも治療が可能です。
AGAは進行性の脱毛症であるため、治療をしない限り徐々に進行していきます。
気になるようでしたら専門の医療機関への相談をお勧めいたします。
西本クリニック
院長 西本優大