FAQ-2020818

汗疹

Q.毎年、この時期になると肘の内側に小さな赤い湿疹のようなものが出来、かゆみがあります。これは何なのでしょうか。 

64歳 男性

 

A.肘の内側の小さな赤い湿疹と痒みといった症状から汗疹(あせも)が考えられます。汗疹とは汗を分泌する汗腺という部位がアカや汚れなどでつまり、発汗が妨げられることで皮膚の中で炎症を起し発症します。

 

症状としては種類によっても異なりますが、代表的なものでは肘や膝の裏、首周りなど汗をかきやすい部位に強いかゆみを伴う小さな湿疹がみられます。また、その他にはチクチクやヒリヒリとした感じや熱感などもみられる場合もあります。

 

治療としては、多くの場合は一過性のものであり自然治癒しますが、かゆみがひどく重症の場合はステロイド薬や非ステロイド系抗炎症薬の軟膏塗布、抗ヒスタミン薬の内服をしていただくこともあります。

 

また、皮膚の清潔を保つことや通気性のいい衣類を着用すること、涼しい場所で過ごすことなどが発症の予防にもつながります。

 

汗疹は掻いてしまうと皮膚に傷がつき、細菌感染を併発することもありますので重症の場合や症状が長引く場合は専門の医療機関への受診をお勧めいたします。

 

西本クリニック

院長 西本和彦