熱中症
Q.最近、日中汗をよくかき、めまいや立ちくらみが時折あります。これは熱中症なのでしょうか。
68歳 男性
A.大量の汗やめまい、立ちくらみの症状から熱中症が考えられます。
熱中症の症状は程度によって異なりますが、軽症では皮膚の乾燥や口渇感、めまい・ふらつきなどがみられ、中等症では頭痛や嘔気・嘔吐などがみられます。
重症では意識が朦朧としたり、身体の痙攣など最悪の場合は亡くなることもあります。
これらの症状が現れた際の応急処置としては、出来る限り涼しい場所(屋内や日陰など)に移動し、水分補給が可能な場合は電解質を含む経口補水液などで水分補給をすることです。
症状が重症で意識が朦朧としていたり経口での水分補給が困難な場合は救急要請も必要になってきます。
熱中症は軽度なものから重度のものまで様々な症状がありますが、適切な環境(温度・湿度)の調整や水分・塩分補給など熱中症を予防することが大切になってきます。
西本クリニック
院長 西本優大