FAQ-20190905

手足口病

Q. 2日ほど前から子供の鼻に湿疹のようなものが出来ていたのですが、昨日から同じような湿疹が手にも広がっています。これはどのような病気が考えられるのでしょうか。

32歳  女性

 

A. 湿疹が鼻から手などに広がっているということから伝染性膿痂疹(とびひ)の疑いがあります。伝染性膿痂疹とは黄色ブドウ球菌とA群β溶血性連鎖球菌という細菌の感染によって発症します。症状としては痛みを伴う赤い水泡状の発疹やかさぶたのような発疹が主に鼻や口のまわり、腕などから発症し、手で患部を触った際に水泡が破れて、手から全身に広がります。

治療は、発疹が少なく軽症の場合、抗生物質を含んだ軟膏を塗布していただく事で、多くの場合は瘢痕を残すことなく治癒します。重症の場合は抗生物質の内服をしていただくこともあります。

伝染性膿痂疹は0~7歳の乳幼児に多く発症するため、幼稚園などで集団感染の原因になることもあります。感染した際は患部の清潔の保持や他の人とのタオルの共有を控えるといった感染の拡大防止や予防も重要になってきます。

また、伝染性膿痂疹は原因菌が血液内に侵入し重症化することもあります。感染の疑いがあれば専門の医療機関への受診をお勧めいたします。

 

 

西本クリニック

院長 西本和彦