地名探索
7月の移転に伴い、移転先の場所をよく聞かれます。枚方高校や労働基準監督署、あんご公園の周辺だとお伝えするのですが、先日聞かれたんです。あんご公園の"あんご"って何かと。
私は勝手にあんこ(豆を潰したもの)だとか、アンコウ(深海にいる魚)とかアンゴラ(動物繊維)とか連想していました。
少し気になって、市役所に問い合わせでみたところ確証はないが昔の地名ではないかとのことでした。
図書館に昔の地図を探しに行きましたが、ぼやけて読めない・・。
そもそも地名が書かれているのかわからない・・・。
分かったことは、"あんご"は漢字で書くと"安居"、江戸時代には安居川や安居堤と呼ばれるところが枚方駅付近の淀川にあったということです。
川や堤防の名前に付けられているということはやはりこの辺の地名だったのかもしれません。
昔このあたりは石清水八幡宮の管轄にあったらしいので安居(仏教用語:雨期に修行に専念すること)から来たのではないかと私は推測しますが真実はわかりません。真実を知る方がいれば是非教えていただければ嬉しいです。
また、枚方という地名は日本書記(720年)に載っているらしく、約1300年前には枚方が存在したと思うと枚方の歴史の一部に自分がいて、なんだか不思議だななんて思います。
身近すぎて知ろうとしたことがなかったのですが、自分が住んでいる土地について知ることもいいなと思いました。